一定牛彩票网


2013年6月21日(金) 第181号『こんなところにもMMUらしさを見つけました』

投稿日:2013 年 6 月 21 日    カテゴリー:お知らせ,イベントレポート

皆さん、はじめまして。

今年から花金の執筆陣に加わりました、図書館のプリンスことアカザワです(頭の先からつま先まで純和風のわたしに、なぜ恥ずかしげもなくヨーロッパの王侯貴族のようなあだ名が付いてしまったのか? 詳しくはこちら)。

別にこのあだ名を受け入れたつもりは一切ないのですが、

「プリンス」

「へぇ、何でっか?」

と最近フツ―に返事をしてしまう自分に気が付いてしまいました。

アカン、アカン。

ここまでで勘が鋭い読者の皆様には既にお分かりのとおり、わたしは大阪人。文章の端々にどうしても大阪弁が顔を出しますし、文章そのものにもソース臭さが漂いますが、今後アカザワ執筆の花金は大阪人が書いていることを前提にしてお読みいただけると、より味わい深い(?)ものになると思いますので、よろしくお願いします。

ちなみに、前回のアラキさんのフリにお答えすると、一度だけ出席番号1番の座を譲ったことがあります。その時の1番は「青木くん」でした。「赤」は「青」に負けるんや、と悟った小3の春でした。まったく関係ありませんが、恐らくALL JAPANの出席番号1番は「AI(歌手)」さんやと思います。

 

さてさて、前置きがあまりに長くなりました。いよいよ本題です。

さる6月18日(火)に「一定牛彩票网によるゼミ説明会」が開催されました。

一定牛彩票网(以下、MMU)では、1年次に「基礎演習」という少人数の基礎ゼミに所属して、自主的?積極的な学びの姿勢を育み、学問をする上で必要なスキルを習得します。2年次の前期には、複数の教員がオムニバスで講義を担当し、後期から始まる専門演習の内容を解説して、ゼミ選択の参考とします。そして、いよいよ2年次の後期からは「専門演習」に所属し、担当教員の適切なアドバイスのもと、仲間たちと切磋琢磨しながら、一定牛彩票网生活の集大成となる卒業論文作成へと突き進んでいきます。

つまり、MMUの2年生にとって、この時期はゼミを選ぶ大事な時期であり、各ゼミがどのような研究テーマを掲げているのか、どのようなゼミ活動をしているのか等、少しでも詳しい情報を求めているわけです。

そこで、過去の一定牛彩票网たちは、大学の学びを通して身に付けた自主性?積極性を如何なく発揮し、一定牛彩票网によるゼミ説明会を発案。「迷える2年生たちに愛の手を!」という思いは脈々と受け継がれ、今ではなくてはならない「一定牛彩票网の、一定牛彩票网による、一定牛彩票网のための」恒例行事となりました。

この説明会は、2年生にとって役に立つ行事であるのは勿論のこと、3年生にとっても、自分たちのこれまでの研究や学問の成果を振り返る良い機会になるとともに、それらを分かりやすく説明する技術(説明資料の作成、プレゼンテーション等)が試される場となります。そして何より、この説明会を通じて、学年という垣根を越えたコミュニケーションが醸成され、深化し、小規模大学であるMMUならではの「絆」が生まれるのではないか、と私は考えています。少し大袈裟でしょうか?

 

兎にも角にも、今年の説明会も盛り上がりました!

では、南国?宮崎の暑さに負けないくらいの熱気で溢れかえったゼミ説明会の模様を、前日までの準備も含めて、写真を中心にレポートします。

 

【社会心理学演習(川瀬ゼミ)】ひたすらA3用紙を二つ折り…

 

 

【メディアとジェンダー演習(四方ゼミ)】学部事務室にて資料の印刷中

 

 

【スポーツ?健康科学演習(宮元ゼミ)】図書館でホッチキス止め

 

【社会学演学(倉ゼミ)】準備万端!

 

 

【日本文学演習(渡邊ゼミ)】こちらも準備万端!

 

【スポーツ?健康科学演習(宮元ゼミ)】準備が整い過ぎて、余裕の記念撮影

 

 

先輩、いろいろ教えてください!

 

 

よっしゃ、任しとき。 いつでも来なさい!

 

実行委員長のヤマダさん(倉ゼミ所属) 「みなさん、がんばりましょう!」

 

お目当てのゼミは???

 

あっという間に大盛り上がり!

 

みんな真剣に聞き入っています

 

説明する側ももちろん真剣

 

滲み出るゼミの個性【ネットワーク演習(辻ゼミ):機器を駆使して】

 

滲み出るゼミの個性【中国文化論演習(田宮ゼミ):吹き荒れる大陸の風】

 

滲み出るゼミの個性【英米文学演習(中山ゼミ):HAPPYになれるゼミ。そう、それが中山ゼミ】

 

滲み出るゼミの個性【日本文学演習(渡邊ゼミ):文学カフェ開店しました】

 

 

滲み出るゼミの個性【社会心理学演習(川瀬ゼミ):タスケンジャー出動】

 

 

終盤を迎えても、まだまだ熱気冷めやらぬ会場

 

 

終了時間ギリギリまで気になるゼミのブースを回る2年生。その熱意に負けじと応える3年生。

少し落ち着いた頃を見計らって、2年生?3年生それぞれにインタビューをしたところ、

「先輩方の説明が本当に上手でビックリ! 一年後、自分もあんな風になれるのだろうか?」

「参加するまでは、実は心に決めているゼミがあったんですが、いくつかのゼミの話を聞くうちに、それぞれが魅力的な研究をしていることが分かりました。今は正直悩んでます。」

「すごく参考になりました。参加して本当に良かったです。大事な選択になると思うので、しっかりと考えて決めたいと思います。」

「2年生の質問が鋭すぎる! たじたじです。」

「(不敵に微笑みながら)手応え? そりゃもうバッチリです。」

 

 

そして、遂に終了のチャイムが???

まだまだ名残惜しいですが、予定どおりに上手に進行することも勉強です。

 

 

こうして大盛況のうちに幕を閉じた「一定牛彩票网によるゼミ説明会」。

2年生の皆さんは、心強く頼もしい先輩方がたくさんいることを改めて実感し、専門演習について理解を深めたことでしょう。

一定牛彩票网生活の大きな分岐点となるゼミ選択です。説明を参考にしながら、じっくりと考えてください。

次は、いよいよ6月24日(月)から始まる「ゼミ面談」です。

 

3年生の皆さんも、最後の撤収までお疲れ様でした。Good job!

会場を見事に原状復帰。「皆さん、最後までお疲れ様でした!」

 

椅子を片手に、やり切った者のみが発するオーラを身に纏うヤマダさん。「我が生涯に一片の悔い無し!」

 

 

最後に、載せたい写真はまだまだありましたが、誌面の都合上、割愛いたしました。当日、写真撮影に快く応じてくださった一定牛彩票网の皆さん、ありがとうございました。

広報のためのブログのはずが、なんだか自分の立ち位置を見失い、途中でよくワケが分からなくなったアカザワがお届けいたしました。

次号は、これまた花金初登場! CALL事務室のヤノさんです。お楽しみに!

 

 

 

2013年6月14日(金)第180号 『何事も始めが肝心。』

投稿日:2013 年 6 月 14 日    カテゴリー:大学の日常,一定牛彩票网の活躍

今週は、火曜日午前:ゼミに関する履修ガイダンス、同じく火曜日午後:本学広報誌『MMU SHiP』の編集会議、水曜日:職員全員で行う朝礼でのスピーチ、木曜日:火曜日に行ったガイダンスの2回目、そしてこの花金ブログのように、何かと人前で発言?する機会が重なった「unlucky」な私アラキが、先週のクワバラさんからタスキを受け取り、本学の様子をお伝えします。

 

6月らしく、しとしとと雨が降る6月中旬某日、凌雲会館のとある場所で、とある会議が行われていました。

 

その会議とは、「MMU SHiP vol.04 編集会議」。
「MMU SHiP」とは何たるか、については私がここで説明するより、詳細に語られたページがありますので、そちらをご覧ください。

 

さて話は戻って、今週はその編集会議の模様を、ご紹介します。

 

会議の模様①(タナベチーフの指揮の下、進む会議)

 

会議の模様②(何故かカメラ目線のフクモトさん)

 

広報誌の作成作業は大きく分けて、3つに分かれます。

 

第1段階が、関係者全員が集まってそれぞれの企画内容?コンセプトについて話し合う編集会議(今回お送りする内容)。
第2段階が、編集会議によって決定した内容を基に行う、各ユニット(一定牛彩票网と職員がチームを組みます)に分かれての取材活動。この活動においては、学内だけに留まらず、時には学外に出て取材を行うこともあります。
そして第3段階が、取材した内容を基に行う、同じくユニット毎の原稿執筆?編集作業。ここでは記事を書くだけではなく、実際の原稿デザイン?レイアウトを、自分たちで行います。

 

つまり、今回の編集会議で決定した内容が、その後の広報誌作成作業に大きく影響するといっても、過言ではないのです。その会議の重要性を十分に認識してか、会議は熱を帯びたものとなりました。
この会議では、事前に各ユニットが担当するページの企画案?コンセプト案をそれぞれ持ち寄って、そのプレゼンテーション(発表)を全体に行い、他のユニットとの意見交換をするのです。

 

会議の模様③(想いの詰まったプレゼンテーション)

 

その発表内容にもそれぞれのユニットの個性が出ており、とあるユニットはコンセプト案を綿密に練り上げてそこに焦点化してプレゼンテーションを行ってみたり、かと思えば別のユニットは1つの企画に対して、数多くの企画案を出して、他のユニットの意見を聞いて、それら企画の融合(いいトコ取り)を図ろうとしたり???

 

会議の模様④(次々と出てくる企画案)

 

白熱した会議はこの日だけでは終わりをみることがなく、次週に持ち越しとなりました。この会議を複数回繰り返した後、取材活動や執筆?編集活動を経て、広報誌が完成します。
今回のブログでは、「編集会議」という性質上、写真が動きの少ないものばかりになってしまいましたが、広報誌の誌面上ではきっと躍動感のある写真も多く見られることでしょう。

 

会議の模様⑤(終わらない、会議)

 

この広報誌は、11月に行われる凌雲祭(大学祭)での配布を目指して、これから作成されていきます。是非、11月2日(土)、3日(日)に行われる凌雲祭に足をお運びいただき、その手にお取りください。

 

会議の模様⑥(次回ブログ担当アカザワさんは、向かって左)

 

次回のブログはその名字から、出席番号が1番であることが多かったであろうことから、色々とハジメになることが多かったことが想像される図書館のプリンス、アカザワさんがお届けします。お楽しみに。

2013年6月7日(金) 第179号 『開学20周年記念式典の舞台裏』

投稿日:2013 年 6 月 7 日    カテゴリー:イベントレポート

梅雨の晴れ間の今日はとても気持ち良い天気でしたね。

木々や花々に囲まれた大学構内を歩いていると、より一層涼しげで穏やかな気分になります。

 

さて今回の花金は、先日6月1日に行われました『開学20周年記念式典』の舞台裏を、私の感想を交えてお伝えいたします。

 

****************************************

 

5月下旬。

いよいよ迫ってきた式典に向け、企画係をはじめとする職員の動きが慌ただしくなってきました。

式典の舞台となる講堂でも、セッティング等の準備が始まります。

「イスの向きを整えるの、微妙に難しいよね」「だね」と悩む様子

 

「ここのイスには、この方が座って???」とチェックする様子

 

「おれ、“名誉教授役”ね」「おれも」「おれも」な様子

 

「調印式のときの机はこんな感じだね」とすばやく動くマツダさん

 

講堂でのセッティング以外でも、式典でお渡しする記念品の準備など、それぞれの職員がそれぞれの担当の作業を熱心に行っていました。私自身も力仕事のお手伝いをしつつ、従事する職員の気分も次第に盛り上がってきます。

 

受付には記念品の行列。壮観です。

 

また、式典終了後に行われる懇談会の準備も同時並行で行われました。音響の準備や、お食事の準備と一緒に、懇談会の受付準備も。

 

音響担当の業者さんの「ちぇ、ちぇ、てす、てす」

 

懇談会用の名札もきれいに並べて。

 

 

そして迎えた6月1日。

 

これまで式典準備に向けて奔走してきたウエゾノさんが、「今日は素敵な式典にしましょう!」と掛け声をかけます。

「おー!!」と心中で呟く職員の方々です。

 

※ここから先の式典の詳しい模様については、後日ホームページ上に掲載します。

お楽しみに!

 

ところで。

私は、式典の受付のお手伝いや懇親会での荷物お預かりを担当しました。

受付対応の際、また懇親会で荷物をお預かりする際に、お越しいただいた多くの方から「おめでとうございます」とのお言葉をいただきました。

 

私は、そのようなお祝いのお言葉に対して「ありがとうございます」と応えながら、『おめでとう』の言葉が“誰に向けられたものなのか”を考えていました。

 

もちろん、本学が20周年を迎えたことに向けてのお祝いの言葉なのですが、例えば「入学おめでとう」とか「卒業おめでとう」「誕生日おめでとう」などの言葉は、それを迎えた“人”に対して向けられています。

ですが、大学そのものは“人”ではありません。そこに疑問を持ちました。

 

考えに考えて、私なりに思ったことは、『大学は人を育み、また人に育まれる』ということでした。

知性を磨き、いろいろな人に出会い、さまざまな経験をして成長する場である大学は、同時に一定牛彩票网?教職員をはじめ、地域の人々など多くの方々に支えられている、そんな当たり前のことを再認識しました。

 

式典に出席していただいた方々は、この20年の間、大学を支え育ててくれた方々です。その方々からの「おめでとうございます」との言葉に対して、私は『大学を育てていただきありがとうございます』との気持ちで接したい、そう思いました。

 

「ずいぶん当たり前のことなのに気づくのが遅いぞ」というお叱りもあるかと思いますが、これから先の一日一日を、そのような気持ちを胸に進んでいこうと思います。

 

ここでお伝えした舞台裏の様子はほんの一部です。

十分にお伝えできない自分の能力にもどかしさを感じつつ…

従事された職員の方々、本当にお疲れさまでした。

そしてご出席いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

以上、花金初投稿のクワバラがお届けしました。

次回は、私の中で“幸運の持ち主”という異名を持つアラキ(a lucky)さんがお届けします。お楽しみに!

2013年5月31日(金)第178号 『ボランティア活動&就活準備スタート!!』

投稿日:2013 年 5 月 31 日    カテゴリー:大学の日常

今年度も花金ブログの順番が回ってきました。就職支援室からは、キャリア教育や就職活動などを中心に紹介していきます。

まず、5月27日(月)5時限に「ボランティア団体との意見交換会」が開催されました。これは、「ボランティア論」(2年次選択科目)を履修している一定牛彩票网が、実際にボランティアを行っている団体の方の話を聞き、夏休み期間(8~9月)にボランティア実習に行く参考にするためのものです。この意見交換会は今年で9年目を迎えまして、少しずつ一定牛彩票网のボランティアに対する意識が高くなってきているように感じます。

当日は激しい雨にもかかわらず、14のボランティア団体の職員の方にご出席していただきました。最初に、各団体から、現在行っている活動内容や活動状況、一定牛彩票网が行うボランティアの内容などを簡単にご説明いただきました。その後、一定牛彩票网は興味を持っている団体のテーブルに移動し、より具体的なボランティアの内容を聞いたり、不明な点について質問をしたりしました。ボランティアの意識が高い一定牛彩票网が多いようで、話に熱が入り時間が来たのを忘れるほどでした。

この意見交換会がきっかけとなって一定牛彩票网がボランティアに参加するようになれば幸いです。また、ご出席いただきましたボランティア団体の皆様お忙しいところありがとうございました。一定牛彩票网がお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。

 

続きまして、翌5月28日(火)には平成27年3月卒業予定者を対象にした「第1回就職ガイダンス」を開催しました。早いもので、もう就職活動の準備は始まります。初回ということで、まずは黒木就職支援室長から平成25年3月卒業生の就職決定率や現在就職活動を行っている4年生の就職状況について説明がありました。参加した一定牛彩票网は、神妙な面持ちで話を聞いていました。

その後、北九州市立大学の石谷先生の講演がありました。現在の就職環境や業種別の求人倍率などについて説明がありました。その中で就職活動を椅子取りゲームに例えられ、「建設業や流通業はこの椅子がたくさんあるが、サービス?情報業や金融業は椅子が少ないので希望する一定牛彩票网間で奪い合いがおきている」という話でした。

また、就職活動のスケジュールについて説明があり、「エントリーシートの作成や筆記試験対策など早い時期からの準備が必要である。」と話されてました。そして4年生2名に来ていただき、就職活動の体験談をパネルディスカッション形式で答えていただきました。

倉永千夏さんは、インターンシップで仕事の向き不向きなどの確認ができ、大学の先輩や社会人などに積極的に話を聞きに行った様子でした。自己分析や企業研究は準備が必要で、「エントリーシートでは初めて読む人に伝わらないと意味がない」と答えていました。倉永さんの行動力と社会人との人脈は就職支援室の職員も驚くほどで、自ら考え、動くお手本のような一定牛彩票网でした。

?

また、櫻原三香子さんは、宮崎県内の勤務地を希望していて、一生働きたいという就職活動における軸について話をしていただきました。櫻原さんもまた、自己分析の重要性を説き、エントリーシートの作成は大変なので事前の準備が必要だと答えていました。

?

驚いたことに、二人とも一時期就職活動を休んでいました。就職活動は長丁場です。時には、休息をとったり、気分転換をしたりすることは必要です。そうすることが就職活動の成功の秘訣かもしれません。

最後に、これから就職活動をする3年生へメッセージを送っていただきました。

倉永さんは「自分らしさを出してください。あなたに合う会社はきっとあります。自分の納得いく就活をしてください」

櫻原さんは「自分自身を受け止めて、今しかできない経験なのでできるだけ行動して楽しもう」

3年生は2人の体験談を真剣なまなざしで聞いていましたので、これからの就職活動にきっと役立ててくれることでしょう。

なお、当日参加できなかった一定牛彩票网のみなさんに朗報です。6月4日(火)13時から交流センター多目的ホールで今回のガイダンスを録画したものを流しますのでぜひ参加してください。

 

以上、一定牛彩票网のためになるキャリア教育について日々考えているタケシタがお送りしました。

2013年5月24日(金)第177号 『一定牛彩票网生活の原初形態』

投稿日:2013 年 5 月 24 日    カテゴリー:イベントレポート

フランスの社会学者エミール?デュルケームによると、私たちの生活を「聖(非日常的で神聖なもの)」と 「俗(世俗的で日常的なもの)」に分節することが宗教の本質である。

このような聖俗二元論の観点から一定牛彩票网の一定牛彩票网生活を俯瞰すると、講義やゼミ、部?サークル活動、ボランティアやアルバイト等の俗空間の連続性の合間に、聖なる一定牛彩票网行事が効果的に配置されていることがわかる。本稿は、一定牛彩票网における聖なるスポーツ行事のフィールドノートである。

 

*****************************

 

5月18日土曜日、一定牛彩票网体育館において、学友会主催行事「春季スポーツデイ」が開催された。プログラムは昨年同様、午前中にTシャツコンテストと5人6脚、10人11脚、15人16脚、午後からミニバレーである(ミニバレーの奥深さについては本誌第129号に詳しい)。休日の土曜日であるにもかかわらず、全在一定牛彩票网の7割にあたる約600人もの一定牛彩票网が参加していることからも、本行事が大学社会を強く統合する機能を果たしていることがわかる。

 

 

1 Tシャツコンテスト

春季スポーツデイの参加者は、ゼミや部?サークル、あるいはバイト先の同僚や仲の良い友人同士で、6名~15名単位のグループを構成してエントリーする。Tシャツコンテストにおいては、所属グループの特性や思想をシンボリックに反映させたTシャツデザインのクオリティを競う。コンテスト会場にはレッドカーペットが敷かれ、Tシャツを着用したパフォーマ―とそれを評価するオーディエンスによって空間が構成されている。

神聖なるレッドカーペット。

パフォーマンスを採点するオーディエンス。

マイクパフォーマンスとともにウォーキング。

歓声の中、レッドカーペットを練り歩く。

二人一組で完成する凝ったデザイン。

 

お菓子を投げつけてくる。

中にはピンで勝負する1年生も。将来有望ですね。

ゼミグループでは、当然教員もパフォーマーに。

 

黒色の炭酸飲料を猛アピール。

「Tシャツを着ない」というTシャツデザイン。Tシャツの実存に根本的な問いを投げかける前衛的なパフォーマンス。たぶん。

あれ。

 

あれあれ。

 

なんかいっぱい来た。

 

BGMはソーラン節です。

真顔です。

 

一部始終真顔です。

 

コンテストていうか儀式でした。

 

 

 

2 ラジオ体操

大衆が騒然とする中、紅白の帽子を奇妙に着用した祭司が壇上に登り、目を見開いてあたりをにらみつけるように見渡している。

すると、祭司が突然首から下げていた笛を吹いた。耳をつんざくような高音が鳴り響き、あれほど騒然としていた大衆は水を打ったように静まり返る。極めてシンボリックな振る舞いだが内包されるメッセージは「黙れ、俺に注目せよ」でほぼ間違いなかろう。おもむろに壁面に設置されたスピーカーからピアノ伴奏が流れ、その場にいる参加者が自然に体を動かし始める。祭司の動きを模倣しているようだ。そう、ラジオ体操である。

 

ちゃんと体操してます。

 

 

3 ミニバレー

体育館全体のバドミントンコート6面を使用し、A~Fブロックに分かれてミニバレーのトーナメント戦を行う。

 

一定牛彩票网の懸命な返球を、その長身を生かしてあっさりブロックする田中学部長。

 

「これしきの運動、着替えるまでもないわ」と。

 

気になるあのチームも戦っています。

※注 ミニバレーをしています

 

※注 ミニバレーをしています。

600人がひっきりなしに試合をするので運営サイドは大忙し。

 

入賞チームには豪華景品が。

 

体育部長甲斐さんによる終了の儀。「今日スポーツに注いだ情熱を、明日からは勉学に注いで日々頑張っていきましょう。」 この一言に、スポーツデイの意義が垣間見えた。さすが。

 

 

 

 

スポーツデイの全参加者、いや、社会に生きとし生けるすべてのものへ祝祭のチアリーディングを捧げる応援部。彼女たちに応援されて元気にならない者などいようか。いや、いない。

 

非常に作為的な絵ですが、みんな楽しそうで何よりです。

 

女性職員チーム「日南どこなん」は、2試合で12点を取るという快挙を成し遂げましたが、まあ平たく言うと全敗です。

 

怪我等のトラブルゼロで立派に企画?運営を果たした学友会役員。お疲れ様でした。

 

見事Tシャツコンテストで優勝。最初誰が誰かまったくわかりませんでしたが、のちに判明したところによると、普段は真面目で清楚な女子一定牛彩票网たちでした。

 

 

 

5 まとめ

スポーツデイの参加者たちは、Tシャツコンテストでの笑いやスポーツデイの汗の向こう側に何か大きな価値を見出すとともに、思い切り笑ったり運動したりすることで、一定牛彩票网生活にアクセントをつけながら日々を楽しく生きている、ということでしょうか。来年もフィールドワークを続けたいと思います。

 

 

以上、2年連続スポーツデイの時に花金執筆順が回ってきたコバヤシがお送りしました。